ディズニーランドのバス
えぇと、どれぐらい前だろうな・・・。
あちき、コトばっかちゅが32,3才ぐらいのころかな。
あちきは京都は西院というところで仕事しておりましたとさ。
この西院のお店、けっこうお暇だったんで人件費とか厳しくって昼間の忙しい時でもキッチンは2人で回さなきゃなんないってカンジだった。
それがなかなかに大変だったワケでして・・・。
だってよ、忙しい時は1人が丼物つくるのに精一杯であちきはうどんと蕎麦湯掻くので精一杯でなかなか洗い物とかできなくてどっちかが隙を見て食器を洗わなきゃなんない状態だからいつも2人でふぅふぅいってたな。
まあ、あちきは社員だったから仕方なかったんだけど、相方が少し可哀そうだったな・・・。
で、その相方さんなんですが、パートさんで一才になるお子様のいらっしゃる新妻さん。
つっても三十路過ぎの新妻さん・・・。
でも見た目はもっと若く見えて、小柄で可愛らしかったな。
なので昼間の立て込みの過酷な労働、正直ちょっとキツいんぢゃないかなってあちきは思ってたんだけど、 その新妻さん、顔を赤らめながらまさにふぅふぅ言いながら仕事をこなし、3時の上がりの時間になるとケロリとしてまかないつくって食べて、お子さん迎えに行くべくママチャリへとゴーー。
けっこう無口なその新妻さん、なかなかにガッツがあったようで2人でふぅふぅいいながらもそれなりに楽しく仕事はできてたな。
その新妻さんが家族でディズニーランドに行った時のお土産がこのミニカーなワケでして・・・。
この頃、あちきってばそんなにおもちゃ収集癖なかったとは思うんですが、何気に新妻さんにこう問いかけてみた。
「なんであちきのお土産、ミニカーなん?」
すると新妻さん、
「だってばかちさん、こんなん好きそうやったから」
ビンゴだよ、新妻さん。 m9っ ゚д゚)
それからしばらくして、あちきはこのお店を去るコトになった。
風の噂でその新妻さんもあちきが去ってしばらくして辞めたと聞いた。
アジト掃除してたら、このミニカーをたまたまハケーンして何となく新妻さんのコトを思い出した。
あれから約4,5年かーー。
だいぶお子さんもでっかくなっただろうな・・・。
ミニカーひとつにけっこう思い出とか詰まってるもんだな。
何となくまた今度西院いって、おでんでも喰いたくなったそんな夜・・・。 ヽ(。_゚)ノ